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■心理大学院入試、編入学Q&A

心理大学院入試や編入学に関してよくある質問とそれに対する適切な答えを載せています。さらに詳しいことは、各相談会、臨床心理士指定大学院カウンセリング説明会にて、当学院の学院長ならびに[臨床心理学研究室]の研究員をはじめ教職員がお答えいたします。

Q)心理学というのは、どういう学問なのですか?
A)ふつう日本人が心理学に対して抱くイメージというのは、心理テストを用いて人間の心を言い当てるだとか感覚や知覚の実験やセラピストによる心理療法の実践などを思い浮かべるかもしれません。しかしながら、他にも例えば、知能を扱う心理学では、人間をコンピューターにたとえて研究しているし、コンピューターやハードディスクなどを研究することは、実は人間の脳そのものを研究することにつながっていると考えられます。従って、知能はコンピューターにたとえるとソフトウェアにあたるため、ある刺激を与えたときにどのように反応し、どのような行動が生起するのかを解明することになるわけです。このように心理学は、具体的な結果を重視する姿勢が要求される学問と思われます。


Q)それでは臨床心理学というのは、どのような範囲のことを扱う学問なのですか?
A)臨床心理学というのは、来談者の心の状態や環境を把握し、対処法や解決法を検討する臨床心理アセスメント、アセスメントの結果に応じ、用いる心理療法を決めて実際に行なう臨床心理的援助、地域社会や集団とかかわり、互いに強力をすることで問題解決をはかるコミュニティ援助、理論面・実践面ともに、援助方法の開発、意義や効果判定などの研究をする研究法など、4つの大きな柱が中心になっています。そして、これらの領域からさらに細かく分かれた応用実践もあります。


Q)教育関連領域における臨床心理学の実践とはどのようなものですか?
A)幼稚園から、大学(大学院)まで、すなわち、幼児から大学(院)生までの心の問題に関して、臨床心理学の知見を活用しながら、心理療法を駆使して、支援・助言をおこなうものです。これらは普通、学校カウンセリングの対象となるものですが、幼児や生徒ばかりでなく、保護者や教師を含み、さらに地域の人びとにも働きかけをおこなう場合が、最近は特に多くなっています。


Q)司法関係領域における臨床心理学の活用とはどのようなものですか?
A)家庭裁判所、少年鑑別所、少年院などがあります。この領域での臨床心理士の活動としては、加害者・被害者、両方の立場に立って、いろいろ考えていく力が不可欠です。最近多く発生している、少年犯罪などをどう受け止め、どのように理解し、問題の解決を考えていくのかが重要です。もちろん、犯罪被害者への心のケアが大切なことは言うまでもありません。特に、現在では警察などにも、被害者相談窓口が設置されるようになってきています。


Q)臨床心理士は、どのような仕事をするのですか?
A)臨床心理士は、財団法人日本臨床心理士資格認定協会から「心の専門家」として資格を認定された人で、教育関連領域では、スクールカウンセラーとして学生相談室で生徒の悩みに応じたり、医学領域では、病院・クリニックで働いたり、福祉領域では、児童相談所や児童福祉施設で子どもや保護者のいろいろな問題に対応しています。



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